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純金積立と消費税

純金積立では、純金を買う度に消費税が発生します

金を購入するのに消費税がかかるなら、最低でも消費税分の価格上昇がないと5%損してしまうのでは?と思うかも知れませんね。

確定申告の話とは少し変わってしまいますが、純金積立における消費税の扱いについて紹介します。

消費税は返ってくる

先ほども説明しましたが、金を購入する際は消費税が発生します。現在なら5%ですね。

ですが、金は売却した際に「売却額に対する消費税額が返ってくる」ため、実際は消費税がかからないことになります。

購入時に消費税を払って売却時に消費税を受け取るわけですから、購入から売却の間に「消費税の増税」が行われた場合はその差分だけ利益を得ることが出来ます。

消費税が5%から10%に増税された場合、単純に金の価格が同じとすれば5%分の差益を得ることが出来ますから、増税が適用される前に金を買っておけば、それだけで差益を得られる可能性があると考えられます。

とは言え、直前になったらそれを見込んだ特需で金の価格が上がり、増税直後に下落する可能性も考えられますので注意した方がよいでしょう。

消費税は納めなくていいの?

消費税の課税対象となるのは「個人事業主および法人」ですので、消費税の課税事業者でない個人名義での積み立てであれば消費税の納税義務はありません。

ですから、金の売却時に受け取った消費税はそのまま売却時の利益として受け取ることが出来ます。