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岡藤商事インタビュー1

岡藤商事インタビュー

純金積立の特徴や「金」について

-純金積立を始めようと考えている方が多いと聞きますが、純金積立という投資方法の特徴・メリットはどんなところにあるのでしょうか。

 価格がその時その時で変動するという点では株などの投資方法と変わらないんですけれども、純金積立の場合は1ヶ月の積立額をいくら、と決めていただいたら、それを営業日数で割って、毎日毎日その金額をコツコツ買っていく仕組みになっています。
 安いときはより多く、高いときは少ない重量の金を買うような形になりますから、購入価格が平均化されるという点が特徴でありメリットですね。

-ここ数ヶ月で見ると金の価格はかなり落ちていると思うのですが、これはどこに原因があるとお考えでしょうか。

 ご指摘の通り、今年の夏頃に1グラム3300円という高値を付けていたんですけれども、今現在の価格で2400円前後で取引されているんですね。
 原因として一つ考えられるのは、金融が不安定な事に加えて為替も円高でしたりとか、そういったものからの影響があって、株で損をした分を金を売って埋めるといったような事があるかと思いますね。

-一般的に株が下がると金の価値が高くなるという認識なんですが今回はどうして下がってしまったのでしょう。

 そうですね。基本的には株などの値段が下がると金の価値が高くなりますので買われて値が上がる傾向があるんですけれども、今回は100年に1度とまでいわれるほどの金融不安ですから、そう言ったレベルではないほど皆様痛手を負っていると申しますか、金に資金を回す余裕が無かったために下がってきているのが現状ですね。

-今後の価格動向についてはどのように見てらっしゃるのでしょうか。

 はっきりとは申し上げられないんですけど(苦笑)、やはり価格が下がってきていますから、短期で見たら何とも言えませんが長期で見たら買い場と言えるのかもしれません。

-御社では純金積立とプラチナ積立の両方を取り扱っていると思いますが、どう違うのか、それぞれの特徴を教えていただけますか?。

 そうですね、弊社では純金積立とプラチナ積立の両方を取り扱っております。
 実際の積立の仕組み自体は何も変わらなくて、購入対象が金かプラチナかというだけです。
 ただ、両者を比べるとやはりプラチナの方が価格の変化が激しいです。プラチナも価格が下がって今は金と同じくらいのお値段なんですけれどもね。
 こういった変化が激しいという点と、あとはプラチナは宝飾品の需要というよりは工業品としての需要の方が大きいですので、世界的な工業需要といったところの影響もよく受けますね。

-どちらかというと金の方が価格が安定していると考えられますか?

 そうですね。価格の変動幅で見ればプラチナよりもかなり小さいですから、安定しているとも言えますね。


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