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田中貴金属工業インタビュー1

田中貴金属工業インタビュー

純金積立の特徴や「金」「プラチナ」について

-まずは、「純金積立」という投資方法の特徴やメリットはどのようなところでしょうか。

 そうですね、やはり『コツコツ』ということでしょうね。あまり金額が大きくなくても少しずつ購入いただけるという事と、金が安いときにスポット購入といわれる方法で買い増ししていただく事も出来ます。
 あとは私どもの場合は『保管』ですね。例えば現物の地金を購入いただきますと、やはり保管方法をどうしようかというお客様が多いんですね。ご自宅に置いておくのはちょっと心配だといわれる方が多いんですが、保管をしてもらうとなると普通はお金がかかってしまいます。しかし、積立の口座をお持ちいただく事によって、出し入れが自由になります。重量が貯まっていれば当然売却も出来ますし、地金として引き出す事も出来ますし、出し入れが自由になるんですね。お預けしていただければ、特定保管という方法で私どもでお預かり料なしでずっとお預かりしておきますので、積立の口座を作っておく事で使い勝手がよくなる、という事もありますね。

-夏頃に比べて金やプラチナの価格が下がってきています。今が買い時か悩んでいる方も多いと思うのですが下がった理由などはどこにあるのでしょう。

 金に関しては、下がったといっても1,000円前後くらいなんですね。プラチナに関してはニュースなどでもご覧頂いていると思いますけれども、工業用品に使われている事が多く、その中でも自動車販売の低迷が大きく需要を下げているという事もあって、確保していたプラチナを放出しているような状態です。買い占められていたものが売られてきている状況ですから、そうなると一気に価格は下がりますね。それが原因の一つだと言えると思います。

-積立をされる方は3年や5年といった中長期的スパンで見ている方が多いと思うのですが、今回のような短期的な値動きはさほど気にする必要はないですか?

 そうですね。中長期的にお考えいただいた方がよいと思いますよ。金もプラチナも、1,000円台だった事もあります。その頃からご購入いただいている方は、一時期より値が下がった現状でもかなり高くなっていますから。そういった時期から始めてコツコツ積み立ててらっしゃるお客様も多くいらっしゃるんですね。そう言った中長期的な見方をされる方にはとてもうまみのある投資だと思いますね。

-御社でも純金積立・プラチナ積立の両方を取り扱っていると思うのですが、それぞれの違いや特徴を教えて下さい。

 純金積立もプラチナ積立も基本的には同じですね。金への投資かプラチナへの投資か、というだけで。
 金の場合は私どもでお預かりする「ゴールド・キーパー」というサービスがあるとご案内しましたが、プラチナに関してはそういった地金をお預かりするサービスが全くないんですね。ですが、プラチナも積立の口座をお持ちいただく事によって預けておく事が出来ますので楽だと思いますね。
 先ほども申し上げましたけど、金よりもプラチナの方が値を下げてかなり安くなっている事もありますので、少しの金額でも今から購入いただくというのもよろしいかな、と思いますね。


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