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金は世界共通の安定資産

』は、ある時は「貨幣」として、あるときは「宝飾品」として、又あるときは「権威の象徴」として人類の歴史に長く関わってきた貴金属の王様で、その価値は世界中で認められています。

金の取引は世界中の至る所で行われており、中でも金の国際指標価格が形成されている市場が米国のNY商品取引所(コメックス)です。

金の価格は、公開された市場取引によって決められます。しかし実際は1919年に始まったロンドンでの値決めによって日に2回、金の価格決定が行われます。

金は希少金属であり換金性が高く、世界共通の通貨にされるほどに信用が高い金属です。

多少の価格変動はあっても、無価値になることのない「金」に注目が集まるのは必然ではないでしょうか。

社会情勢と金相場の推移

金相場と日経平均株価の推移チャート

*金価格は田中貴金属の小売価格、日経平均株価はその月の終値を使用

金の価格は年々上がり続けています。

背景には、世界的な貨幣・株式に対する信用不安と国際情勢の緊迫化などが挙げられます。

貨幣はその国で戦争・暴動が起きたり、何か問題が起きてその国の信用が落ちると一気にその価値を下げ、場合によっては無価値に等しくなる可能性もあります。

株に至っては、その会社が倒産することで紙くず同然の価値になります。

金であれば、どの国でもほぼ同じ価格で販売できますので、貨幣や株よりも安全な有形の財産と言えます。

今後も、安い金属から金を錬成する錬金術でも編み出されない限り、金の価格が大幅に下落することはないでしょう。


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